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診療科・部門

脳神経外科

診療科紹介

当院では、脳と神経の病気について神経内科と脳神経外科が診療を担当しています。脳と神経の病気のありふれた症状としては、みなさんも経験される頭痛、めまい、手足のしびれ、などがあります。

神経内科と脳神経外科の診療の目的は、神経系の診察と画像検査によって、これらのありふれた症状から重篤な脳の疾患を見つけ出して治療することにあります。例えば、急に起こった頭痛で吐き気をともなう代表的な病気は片頭痛とクモ膜下出血です。

頭痛の経過と神経症状からクモ膜下出血が疑われる場合には、頭部CT検査を行って診断を確定します。クモ膜下出血であれば緊急の外科的治療が必要になることがあります。片頭痛の場合には、発作時の頭痛を軽くするためのくすり、あるいは発作を予防するくすりを内服していただきます。

めまいもよくある症状ですが、部屋がぐるぐる回るような回転性のめまいか、立ち上がった時にふわっとする、あるいは目の前が暗くなるようなめまいなのか、など、めまいの状況によってその原因はまったく異なります。回転性のめまいは体の平衡をつかさどる脳、神経、または耳の三半規管の病気によって起こります。

脳の病気の代表は小脳または脳幹と呼ばれる脳の部分の脳出血または脳梗塞で、緊急の入院治療を必要とします。立ち上がった時に目の前が暗くなるようなめまいは、回転性のめまいとは原因が異なり、心臓を中心とする全身循環の異常によることがあります。

手足のしびれもまた、脳から脊髄、手足の先の末梢神経までの神経系のいずれかの部位の病気によって起こります。朝、起きたときに手がしびれているという経験をお持ちの方もいることと思いますが、もっとも多い原因は手根管症候群といって手首での末梢神経の圧迫です。

しかし手のしびれが同じ側の口の周りのしびれを伴っているときは脳梗塞または脳出血の可能性が極めて高くなります。不安や疲労を背景にして両手がしびれてこわばってくるのは、呼吸が荒くなる過換気症候群の症状で、この場合には精神的な誘因によって起こるしびれです。

神経系の診察と治療は、神経症状の原因となっている神経系の部位と病気の性質を判断して、CTやMRI(核磁気共鳴像)などの画像検査や神経の機能をみる生理学的検査によって診断を確定します。神経系の症状は感覚、運動、言語から意識、認知の異常まで広範にわたります。異常を感じた方はどうぞ下田メディカルセンターを受診してください。

外来担当医表

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